突然ですが、あなたはモテますか?
モテる男性が近くにいますか?
顔が良くてもモテない男性や、顔が良くなくてもモテる男性など色んな人がいますよね。
それでは、モテる男性とモテない男性の違いはどこにあるんでしょうか。
その差は恋愛心理学を知ることによって分かるかもしれません!
今回はモテるためだけでなく、仕事や人間関係など日常的に使える様々な恋愛心理学をまとめてみました。
恋愛心理学とは
そもそも恋愛心理学とは、心理学的な観点から恋愛を分析する学問です。
恋愛の始まりから終わりまで、さまざまな心理的プロセスが研究されています!
恋愛心理学で研究されているのは……
- 恋愛の始まり:相手の魅力の評価、好意の返報性、吊橋効果など
- 恋愛の維持:親密感の形成、関係の維持、倦怠期など
- 恋愛の終わり:別れの理由、失恋の克服など
恋愛心理学を学ぶことにより恋愛のしくみや相手の心理を理解し、より良い恋愛をするためのヒントを得ることができます。
もちろんこれらの心理学は恋愛だけでなく、仕事や人間関係にも代用ができますよ!
では早速、どのようなものかご紹介していきます。
恋愛の始まり
初めて会う人や、マッチングアプリなどでやり取りをする人に対して、良い印象を持ってもらえた方がその先の関係性の構築がスムーズにいきますよね!
そのためにはどのような恋愛心理学が使えるのでしょうか。
初頭効果
初頭効果とは、最初に与えられた情報に強く影響される心理効果です。
人は最初に与えられた情報を記憶しやすく、その情報をもとにその後の情報を判断する傾向があります。
そのため、最初に良い印象を与えることで、その後の印象もより良くなることが期待できます!
具体的には、以下のような例が挙げられます。
- 初対面の人に清潔感のある服装や笑顔で接することで、好印象を与える。
- 商品の説明をする際、最初に商品の良い点を強調することで、購買意欲を高める。
- プレゼンテーションをする際、最初に結論を述べることで、聞き手に興味を持ってもらう。
初頭効果を意識することで、より効果的に相手に印象づけることができますね!
ゲインロス効果
ゲインロス効果とは、最初に与えられた情報とその後に与えられた情報のギャップが大きいほど、後者の情報が強く印象に残るという心理効果です。
例えば、最初は頼りない印象を与えていた人が後から良い仕事をすると、そのギャップによってより良い印象を与えられます!
しかし逆の場合も考えられ、最初は好印象を与えていた人が後から悪いことをすると、そのギャップによってより悪い印象を与えてしまう場合も……
ゲインロス効果を意識することで、より効果的に相手の印象を操作することができ、恋愛以外にもビジネスやマーケティングなど、さまざまな場面で活用することができます!
好意の返報性
好意の返報性とは相手から好意的な行動をされると、自分も好意的な行動を返したくなる心理効果です。
これは、人間が他者との良好な関係を築きたいという性質によると考えられています!
好意の返報性はさまざまな場面で活用することができますが、必ずしも相手も同じ気持ちになるとは限らないことを覚えておいてください。
好意の返報性を活用する際は、以下の2点に注意して行ってください!
- 相手が好意を受け取る気持ちの余裕があるタイミングで行動する。
- 相手にとって価値のある好意的な行動をする。
好意の返報性を上手に活用することで恋愛だけでなく、人間関係を円滑にしたりビジネスの成功につなげたりすることができますよ。
ベンジャミン・フランクリンの法則
ベンジャミン・フランクリンの法則とは相手から好意を得たいときは、まず相手に好意的な行動をすることで相手から好意を返されるようになるという心理学です。
好意の返報性と似ており、ベンジャミン・フランクリンの法則を活用することで、相手に好意を抱いてもらう可能性が高まります。
ただしあくまでも心理効果であるため、相手から必ず好意を返されるわけではありません!
相手から好意を返されたとしてもその後の接し方やコミュニケーションによって、関係が深まるかどうかが決まります!
ベンジャミン・フランクリンの法則を使用した恋愛心理学を活用することで、相手と親密な関係を築くきっかけを作ることはできますが、その後の努力も必要となってきます。
ザイアンス効果(単純接触効果)
ザイアンス効果とは最初は興味がなかったものでも、繰り返し接触することで好きになっていく心理的現象です。
別名「単純接触効果」とも呼ばれており、こちらの名前の方が有名ではないかと思われます!
ザイアンス効果を活用し相手と頻繁に接触することで、好感度が高まるかもしれませんね。
しかし、過度に接触することで逆効果になる場合もあるため注意が必要です!
デートに誘う!
気になる女性に出会いある程度距離が縮まってきたら、いよいよ初めてのデートに誘う時が来ましたね!
実はデートに誘って断られないために使える恋愛心理学もあるんです。
YESの法則(イエスセット話法)
YESの法則とは相手に「はい」と答えさせるために、小さな「はい」を連続して得ることで、より大きな「はい」を得やすくするという心理効果です!
YESの法則は恋愛においてだけでなく、マーケティングや営業など、さまざまな場面で活用されています。
YESの法則を活用することで相手は「はい」と答えやすくなり、最終的に「〜行こうよ!」と言う問いかけに対しても「いいよ!」と答えてくれるかもしれません!
しかし、過度に押し付けるような行動は逆効果になる場合もあるため、注意してこの効果を使ってみてくださいね。
フットインザドア効果
フットインザドア効果とはYESの法則と似ている効果で、小さな要求を承諾してもらうことにより、大きな要求をしやすくする心理効果です。
具体的には小さな要求を連続して得ることにより、相手に「この人とは合意できる」という印象を与え、大きな要求に対する拒否感を下げる効果のことを指します!
例えば「おすすめの映画教えてくれない?」「おすすめのお店教えてくれない?」など小さなお願いから、「今度一緒に行こうよ!」とデートのお誘いに繋げてみましょう!
しかし、要求の難易度があまりにも差がある場合は、この効果は使えなくなってしまいます。
「ボールペン貸して」という話の流れで「今度出かけよう!」と言うのは、あまりにも要求に差がありすぎますよね!
ダブルバインド(二者択一話法)
ダブルバインドとは矛盾した2つのメッセージを受け取ることで、心理的な混乱やストレスを感じる状態のことを言います。
そんな心理学をどのようにして恋愛に使用するかと言うと……
単純に「デートに行かない?」と誘うのではなく、AとBという2つの選択肢を相手に与え、デート自体を断りづらくします!
例えば、「焼肉とお寿司だったらどっちに行きたい?」と聞かれると、どうしてもどちらかの選択肢を答えざるを得なくなりますよね!
また連絡先を聞く場合も「LINEか電話番号どっちか教えてくれない?」と聞くことにより、前提として連絡先は教えるという状況を作ることができます。
ドア・イン・ザ・フェイス効果
こちらは実際使用するには難易度が上がってしまう効果ですが、ぜひ覚えておいてください!
ドア・イン・ザ・フェイス効果とは最初に大きな要求をして断られた後に、小さな要求をすることで小さな要求を受け入れてもらいやすくする心理効果です。
例えば初対面で「結婚してください!」と言われたら「は?」となってしまいますよね。
その直後に「デートしてください!」と言われたら「まあデートなら……」となってしまうのが、このドア・イン・ザ・フェイス効果なんです!
そもそもこの効果を使用するのは少し勇気が入りますが、どうしてもデートに行きたい子が居たらぜひ使ってみてください!
案外、その勇気に心が動かされるかもしれませんよ。
いざ初デートへ!
デートのお誘いにOKをもらうことができたら、いよいよ初デートですね!
プランやお店選びから初デート初日まで、使うと良い恋愛心理学をご紹介します。
ランチョンテクニック
ランチョンテクニックとは、食事を一緒にすることで相手に好印象を与えられる心理学テクニックです!
食事を一緒にすることで相手に好意や信頼感を感じさせ、自己開示を促すことができるので初デートは絶対に一緒に食事を行ってください。
ビジネスにおいてもこの効果は同じで、会食は重要なビジネスの要素ですよね!
パーソナルスペースを利用
恋愛においてパーソナルスペースは、重要な役割を果たすので覚えておいてくださいね!
パーソナルスペースとは、他人に対して侵入されると不快に感じる、心理的な縄張りのことを指します。
このパーソナルスペースは相手との親密度や文化によって異なります。
パーソナルスペースを縮めることで、相手に好意を持っていることをアピールすることができます。
具体的には、以下のような方法でパーソナルスペースを縮めることが可能です!
- 目線を合わせる
- 距離を縮める
- 身体的な接触をする
これらを踏まえ、初デートではカウンター席の利用をおすすめします!
ただしパーソナルスペースを過度に縮めると、相手に不快感を与える可能性があるため注意して行ってください。
吊り橋効果
吊り橋効果とは不安や恐怖を感じているときに、一緒にいる相手に対して好意を抱きやすくなる心理効果のことを言います。
恋愛において吊り橋効果を活用することで、相手に好意を抱いてもらう可能性が高めることができるんです!
デートであれば一緒にスリルのあるアクティビティをしたり、恐怖を感じるような施設や映像を見たりするなど、不安や恐怖を感じる状況に2人で身を置くことが大切です。
ただし吊り橋効果はあくまでも一時的な心理効果であるので、当然その前後の関わり方が重要になってきますよ!
ミラーリング効果
ミラーリング効果とは、相手の仕草や表情を無意識に真似してしまう心理効果のことを指します。
恋愛においてミラーリング効果を活用することで、相手に親近感や好意を抱いてもらうことができます!
具体的には、相手の仕草や表情を真似したり、相手の趣味や好みに同調したりすると、相手からの信用度が高くなる可能性があるんです。
ただし、ミラーリング効果を過度に利用すると、相手に不自然に感じられる可能性もあるため注意して使ってみてください。
ピークエンドの法則
ピークエンドの法則とはある出来事の記憶は、その出来事のピーク(最高)とエンド(終わり)の印象によって決まるという心理学です。
恋愛においてこの法則を活用し、デートの最後に相手が楽しいと感じるような演出をすることで、相手に良い印象を与えることができます!
ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは途中で中断された物事の方が、完了された物事よりも記憶に残りやすいという心理学です。
恋愛においてツァイガルニク効果を活用することで、デート相手との2回目のデートができる可能性が上がります!
例えばデートをあまり長引かせずに、キリの良いタイミングで「それじゃあまたね!」とさらっとお別れしてみましょう。
相手は「意外と早かったな」「この話まだしたかったな」と不完全燃焼感が残ります。
ただし、ツァイガルニク効果を過度に利用すると、相手に不誠実な印象を与える可能性があるため注意してくださいね!
2回目以降のデート
初デートが上手くいって2度目以降の約束ができたとき、いよいよ関係性をより深く構築していかなければなりません。
そんな時に使える恋愛心理学をご紹介させていただきます!
スリーセット理論
スリーセット理論とは人は相手と初めて会ってから、3回目までで相手の印象を決め固定された印象は変化しないという心理学理論です。
初頭効果などもあるように第一印象は、相手の印象を決める上で最も重要なタイミングです!
第一印象を良くするためには、清潔感のある服装や身だしなみを心がけ、笑顔で明るく接することを心がけましょうね。
アンダードッグ効果
アンダードック効果とは、弱い立場や不利な状況の人を応援したくなる心理効果です。
これは自分が弱い立場に立たなければいけないので、男性が使用するには注意が必要な心理的効果なんです……
男性でも少しだけであれば、アンダードッグ効果を使用しても問題ないと思われます。
アンダードッグ効果をうまく使用するには、デート相手に少しだけ弱みを見せてください。
相手の方が母性本能が強かったり、年上の女性であったりする場合は、アンダードッグ効果は使えそうですね!
ウィンザー効果
ウィンザー効果とは本人が言った情報よりも、第三者から聞いた情報の方が信頼しやすいという心理効果です!
この効果を使うには、気になる相手と共通の知人が必要です。
第三者に自分がその人のことを褒めていたということや、好意を持っているということを伝えてもらうことにより、この効果は発揮されます!
アロンソンの不貞の法則
アロンソンの不貞の法則とは親密でない第三者からの褒め言葉は、より客観的に受け取られやすく、身近な人からの賞賛よりも強く感じるという心理学です。
これは出会ってから間もない頃にしか使えない恋愛心理学のテクニックです!
ぜひデート3回目までに使ってみてください。
こちらの法則はウィンザー効果と似ていますが、自分が直接相手のことを褒めれば良いので、アロンソンの不貞の法則の方が簡単に使うことができます!
ただし相手を褒めすぎたり同意しすぎたりするのは、かえって不信感を抱かせることになりかねません。
どの法則も使い方には十分に気をつけましょう!
いよいよ告白
何回かのデートを重ねた後、その女性とお付き合いしたいと思った場合、一番ハードルが高い「告白」をしなければなりません。
告白の成功確率あげたいですよね!
そんな時に使える恋愛心理学をご紹介します。
カリギュラ効果
カリギュラ効果とは、禁止されたものほど魅力的に感じるという心理現象です。
カリギュラ効果は心理的リアクタンスという心理現象に基づいおり、自分の自由が制限されるとその制限に反発する心理現象です。
恋愛においては相手から好意を押し付けられると、相手は自分の自由が奪われていると感じ、反発する心理が働いてしまいます!
カリギュラ効果を使用し、相手を褒める際には適度に控えたり、デートの誘いは相手から来るのを待ったり、相手が忙しいときは無理に会おうとしないことが重要です。
そのため告白をする時は相手の心理状況をしっかりと見極め、自分の都合で好意を伝えるのはやめましょう!
ロミオとジュリエット効果
ロミオとジュリエット効果とは恋愛の障害となる物事があるほど、2人の恋が燃え上がる心理現象です。
この効果が特に得られるシチュエーションは、親に反対されていながら両思いの2人や、遠距離恋愛、職場恋愛などが挙げられます!
このようなシチュエーション下ではない人たちは、何か秘密を共有したり、他にはない特別なプレゼントをしてみると良いかもしれません!
黄昏効果と暗闇効果
黄昏効果と暗闇効果は、どちらも恋愛心理学において、相手の魅力を高めるのに有効な心理効果です。
黄昏効果は夕方から夜にかけて、人の思考力や判断力が鈍くなることで、相手の魅力をより高く感じるようになる心理効果のことを指します。
黄昏効果を活用し、告白は夕方から夜にかけてをおすすめします!
夕方から夜にかけては相手も思考力や判断力が鈍くなっているため、告白にたいして良い返事をもらえる確率も上がります!
暗闇効果は暗い場所で会うと、相手の顔や体型などの外見的な特徴が見えにくくなることで、相手の内面的な魅力をより強く感じるという心理効果なのですが……
実はこれ、真っ暗な場所でないと意味がないんです。
真っ暗な場所のデートは難しいと思うので、黄昏効果を利用して夕暮れ以降に告白をしてみてくださいね!