「好きな人と両想いになりたい。」
「モテたい!」
「好きな人ができたけれど、どうアピールしよう。」
誰しも1度はこんな風に思ったことありますよね。
そんな時にみなさんの理想をかなえるために恋愛心理学を少し学んでみませんか。
恋愛心理学を使うことで好きな人と両想いになれたり、モテたりできるかもしれません。
今回は恋愛心理学の「初頭効果」についてお話します。
恋愛において第一印象ってとても大切です。
第一印象を利用した恋愛心理学「初頭効果」について一緒に学んでいきましょう。
かわいい彼女がほしい人はこちらの記事もどうぞ。
ちょっと怪しいタイトルですが、内容はいたってまじめで女性との会話に悩む人全員に読んでほしい最強の恋愛バイブルです。
僕もタイトルを見て最初は読むのに抵抗がありましたが、これのおかげで彼女を作ることができました!
初頭効果ってどんなもの?
初頭効果とは、最初に受けた印象が頭に残りやすく、それ以降の評価にも影響を与え続けるという心理効果のことです。
なんと初頭効果は出会って0.1秒で発揮されてしまうのです。
恋愛やビジネスなど様々な場面で「第一印象が大事」といわれているのは、この初頭効果に裏付けられたものなんですね。
初頭効果で大切なことは、その印象が後々にも影響を与え続けるという点です。
第一印象がよかった人と悪かった人が、同じことをしても受ける印象は変ってきます。
初頭効果を意識して、良い第一印象を相手に与えるようにしましょう!
初頭効果の実験①
初頭効果って本当に効果あるの?と思われている方もいらっしゃると思うので、初頭効果を照明した実験についてご紹介します。
まず、1946年にアメリカの心理学者であるハーバート・サイモンとチャールズ・エヴァンズが行った実験では、被験者に2つのグループに分かれて、Aさんの文章とBさんの文章を読ませました。
Aさんの文章は、最初の部分で好意的な表現が多く使われていましたが、Bさんの文章は、最初の部分で好意的な表現があまり使われていませんでした。
Aさん「優しい、面白い、誠実、だらしない、不真面目」
Bさん「不真面目、だらしない、優しい、面白い、優しい」
といったように同じ言葉を順番を変えて並べてみたのです。
その後、被験者にAさんとBさんの文章の評価をしてもらったところ、Aさんの文章の方が好意的に評価されたという結果になりました。
同じ言葉を使っているにも関わらず、最初の言葉の印象が強くなっているということが証明されていますね。
初頭効果の実験②
もう一つの初頭効果について調べた実験があります。
1970年にアメリカの心理学者であるエドワード・ソーンダース・タフネルが行った実験では、被験者に2つのグループに分かれて、Aさんの写真とBさんの写真を見せました。
Aさんの写真は、最初の部分で好意的な表情をしている写真でしたが、Bさんの写真は、最初の部分で好意的な表情をしていない写真でした。
その後、被験者にAさんとBさんの写真の印象を聞いてみると、Aさんの写真の方が好印象に評価されたという結果になりました。
言葉と同じように表情も第一印象に大きな影響を与えるのですね。
初頭効果と一緒に知っておきたい心理効果
初頭効果に似ている効果について紹介します。
これらの効果は初頭効果に似ていますが、初頭効果と合わせて知っておくと活用できる心理効果です。
・ハロー効果
ハロー効果とは、特定の特性(たとえば、外見や能力)が、他の特性(たとえば、性格や能力)の評価にも影響を与えるというものです。
初頭効果は、最初に受けた印象がそれ以降の印象に影響を与えることをさしますが、ハロー効果では印象の強い特性がその他の特性に影響を与えることを指します。
もし、初対面で明るい表情をしていて好印象を与えるのは初頭効果によるものです。
一方で、高学歴の人が優秀であると評価されるのはハロー効果が働いています。
こういった学歴や外見の印象でその人の性格や能力の評価に影響を与えるのがハロー効果です。
このハロー効果を利用して、自分のアピールポイントを自然に相手に伝えことで好印象をもってもらうことが出来るかもしれませんね。
・親近効果
親近効果は、最後に受けた情報が、最初に受けた情報よりも印象に残りやすいという現象です。
初頭効果は、最初に受けた情報が、その後の評価に最も強く影響を与える現象なので真逆の現象ですね。
どういうことかというと、初対面でずっと明るい表情をしていると、好印象を与えることができます。
これは、明るい表情が、最後に受けた情報として印象に残りやすいためです。
一方、初対面で服装や髪型が乱れていると、悪印象を与えることがあります。
これは、初頭効果によって、服装や髪型が、その後の評価に最も強く影響を与えるためです。
親近効果と初頭効果は、どちらも私たちの判断に影響を与える心理効果です。
別れ際の印象が強く残るというのはこの「親近効果」が影響しているからなのですね。
親近効果は短期的に記憶に残り、初頭効果は長期的に記憶に残ります。
そのため、両者を理解し、適切に活用できるといいですね。
初頭効果を活用する方法
恋愛においては、初対面で好印象を与えることができれば、その後の交際に発展する可能性が高くなります。
そのため、初頭効果を恋愛で活用するためには、以下の点に注意しましょう。
- 清潔感のある服装を心がける
- 明るい表情を心がける
- 丁寧な言葉遣いを心がける
- 相手の話をよく聞く
これらのことを意識することで、初頭効果を良くし、良い第一印象を与えることができます。
また、初頭効果をしっかり理解して自身の恋愛で活用するためには、以下の点にも注意しましょう。
- 第一印象だけで判断しない
- 相手のことをよく知るようにする
- 自分自身を偽らない
第一印象がその後の相手の印象に大きな影響を与えます。
第一印象はとても大切ですが、実際に恋愛をする上で、第一印象だけで判断してしまわないようにすることもとても大切です。
初頭効果をマッチングアプリでも活用しよう
特に恋愛の場面で初頭効果を活用できるのは、マッチングアプリで好きな人と会う時ではないかと考えます。
マッチングアプリでは、アプリ内の写真で自分の好みの人や、自分と合いそうな人を探します。
マッチングアプリにおいて写真選びはとても大切だということですね。
そこで、マッチングアプリの写真についてのある調査をご紹介します。
引用:https://prtimes.jp/
この調査で、マッチングアプリで異性に求めるものは、女性は「人柄」、男性は「容姿」であるということが分かりました。
つまり、女性は自分が一番可愛く写っている写真を使うとよいですね。
これについては納得ですが、意外にも男性は自分がかっこよく写っているものよりも、「優しい」「誠実」など自分のアピールできる人柄を表した写真を使うとよいのですね。
例えば、「誠実さ」「真面目さ」をアピールするならスーツ姿の写真を使ったり、「優しさ」をアピールするなら笑顔の写真を使ったりすると良いかもしれません。
1枚目の写真は、顔を横や斜めから写した雰囲気重視の写真がオススメだよ
1枚目に正面から写した笑顔の写真を使うのはやめたほうがいいわよ。イケメンなら問題ないけどね
マッチングアプリで連絡を取る際や実際に会う際も第一印象はとても大切です。
マッチングアプリで最初に連絡を送るときの言葉遣いや、最初に会った時の表情にも気を遣うといいと思われます。
突然ですが、恋愛において一番大切なものはなんだと思いますか?
コミュ障でずっと彼女がいなかった僕が考える恋愛でもっとも大切なものは「会話」です!
実はどれだけデートの場所にこだわっても、恋愛心理学や恋愛テクニックなどを学んでも、「会話」ができないと絶対に素敵な女性とはお付き合いできません。
どれだけ雰囲気のよいお店へ一緒に行っても、恋愛テクニックを駆使しても、女性を楽しませる会話ができないとデートは絶対に成功しないからです!
「女性と何を話したらよいのかわからない」「コミュ障でもかわいい彼女がほしい」「モテるようになりたい!」と思うのでしたら、次の記事も読んでみてください。
実は超内向的でコミュ症の僕が33歳ではじめて彼女を作ることができたのは、『美女を落とすための会話術』で会話を学んだおかげなんです。
ぱっと見怪しいタイトルですが、内容はいたってまじめで、どんな女性に対しても使える会話術ですよ。
まとめ
- 初頭効果とは第一印象がその後の印象に大きな影響を与えるということ
- 初頭効果の活用①:清潔感のある服装を心がける
- 初頭効果の活用②:明るい表情を心がける
- 初頭効果の活用③:丁寧な言葉遣いを心がける
- 初頭効果の活用④:相手の話をよく聞く
- 第一印象だけで判断しない
- 相手のことをよく知るようにする
- 自分自身を偽らない
- マッチングアプリでは自分の一番可愛く写っている写真を使う(女性)
- マッチングアプリでは自分のアピールできる人柄を表した写真を使う(男性)
以上が初頭効果についてのまとめです。
第一印象が大切というのは分かりますが、まさか0.1秒で印象が決まってしまうとは驚きですね。
ぜひ第一印象をうまく活用してみなさんの恋愛を成功させてください。
逆に第一印象だけで周りの人を判断してしまわないようにも注意したいですね。