気になる相手がいるけど、上手にやりとりできるか不安だなあ。
こんなお悩みをお持ちの方が多くいるのではないでしょうか?
顔の印象も大事ですが、コミュニケーションも必須ですよね。
「デートがとても良かった!」と相手が思うようになったら、これからの恋愛も右肩上がりに進んでいきますよ。
ここでは心理学の1つである、ピークエンドの法則を具体例と共に紹介していきます。
恋愛やデートで、良い印象に残るにはどうすればいいのか?
詳しく調べてみました。
かわいい彼女がほしい人はこちらの記事もどうぞ。
ちょっと怪しいタイトルですが、内容はいたってまじめで女性との会話に悩む人全員に読んでほしい最強の恋愛バイブルです。
僕もタイトルを見て最初は読むのに抵抗がありましたが、これのおかげで彼女を作ることができました!
ピークエンドの法則とは
ピークエンドの法則とは最も感情が動いたとき(ピーク)と、一連の出来事が終わったとき(エンド)の記憶だけで、ある経験についての全体的な印象が決定されるという法則です。
この法則は、心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)氏によって提唱されました。
カーネマンは被験者に、二つの実験方法を試します。
①痛くなるほどの冷水に60秒手をつける
②痛くなるほどの冷水に90秒手をつけるが、ラスト30秒は水温を一度上げる
第一印象では①が良いと思いますよね。
しかし実験が終わった後、「2度目があるなら②の方が良かった」と回答した方が8割いたそうです。
結果的に人の記憶は、過去の体験を振り返る時にピークの感情と直前の状態の影響を受けやすいことがわかりました。
身近な具体例
ピークエンドの法則は、私たちの身近に存在します。
例①テーマパーク
ディズニーランドなどのテーマパークに行くと、人気のアトラクションならば2~3時間並ぶことがあります。
アトラクションは大体5分程度で終わるのに、なぜ膨大な時間を人は要するのでしょうか?
ここに法則が隠されています。
それはアトラクションの楽しみがピークであり、同時にエンドでもあるということです。
長い時間並んでいた苦しさは、この5分間の楽しみが全てかき消してしまい、ほとんど記憶に残らなくなります。
飲食店でも、美味しい食べ物のために長蛇の列並びますよね。
喜びがあれば、「並んで良かった」といい印象に変わるのです。
例②映画
映画の面白さにもピークエンドの法則が使われています。
人は映画を観た後、「クライマックス(ピーク)」、「ラストシーン(エンド)」が印象に残りがちですよね。
たとえ途中まで退屈な内容が続いていたとしても、終盤で大いに盛り上がれば、映画の内容に十分納得できます。
例えば、ジブリ映画で有名な「天空の城ラピュタ」はどうでしょう?
ラピュタで始まった戦闘シーンがピーク、滅びの呪文(バルス)によってラピュタが崩壊するシーンがエンドにあたりますね。
このようにピークとエンドに大きな山場を用意されると、観客が映画を観て「面白かった」と評価されやすくなります。
恋愛における法則の使い方
先ほどは日常に隠れている、ピークエンドの法則を紹介しました。
恋愛についてはどうでしょうか?
恋愛のピークとエンドは何やらコツが必要なようです。
恋愛のピークはとてもデリケート
改めてピークとは、感情面がより高ぶったり、落ち込んだりする場面を指します。
言葉では簡単に見えても相手のピークを操作するのは、かなり難しいかもしれません。
嬉しいと思わせるには、思いやりが必要不可欠です。
例
Aさんとは大学のクラスメイトで知り合った仲。
「ごはん行こう!」といわれ、いざ初デートに出発する。
すると、いきなり高級フレンチに誘われた。
あなたはどう思いますか?
かっこいいと思うこともありますが、やりすぎなイメージを持って引く人もいますよね。
無理に狙いに行くと、失敗しちゃいますよ。
もしピークを失敗したとしても、その後に優しくケアをすれば大丈夫です。
相手を思い、まず相手の好みをリサーチしましょう!
恋愛のエンドを大切に!
ピークとは違い、エンドは操作しやすいです。
エンドは出来事の締めくくりで、ピークよりも狙いやすい場面になります。
デートの去り際を上手く締めくくることを意識しましょう!
ここでデートの素敵な終わり方を紹介します。
・「今日は楽しかったね!」と笑顔で伝える
・「~駅まで送るよ」とエスコートしてみる
・遅くならない時間できちんと解散する
・帰り際に振り返ってみる
とても魅力的な印象で終わりますね。
ですが適当に済ましたり、ピークの時点で締めてしまうのは良くないので丁寧な対応を心がけましょう。
ピークもエンドも、自分より相手を思って行動するのがいいかもしれません。
相手が「また会いたいな」と思うことが好印象に繋がる第一歩です!
デートをする時に大切したいこと
これまで、相手が喜ぶピークエンドの法則の活用方法を紹介してきました。
その法則を活かして頑張ってみるのもいいかもしれません。
しかしピークもエンドも良い判断、悪い判断をするのは相手次第というのを忘れないでください。
またデートで相手を思いやるのに疲れてしまい、自分が楽しまないのは損ですよね。
ピークはお互いに楽しむこと、エンドは丁寧なかかわり方をすることが大事です!
初対面ならピークを無理に狙うより、エンドを丁寧にすることを心がけます。
反対にカップルで関係をもっと良くしたい方は、サプライズなどピークを盛り上げてみましょう。
突然ですが、恋愛において一番大切なものはなんだと思いますか?
コミュ障でずっと彼女がいなかった僕が考える恋愛でもっとも大切なものは「会話」です!
実はどれだけデートの場所にこだわっても、恋愛心理学や恋愛テクニックなどを学んでも、「会話」ができないと絶対に素敵な女性とはお付き合いできません。
どれだけ雰囲気のよいお店へ一緒に行っても、恋愛テクニックを駆使しても、女性を楽しませる会話ができないとデートは絶対に成功しないからです!
「女性と何を話したらよいのかわからない」「コミュ障でもかわいい彼女がほしい」「モテるようになりたい!」と思うのでしたら、次の記事も読んでみてください。
実は超内向的でコミュ症の僕が33歳ではじめて彼女を作ることができたのは、『美女を落とすための会話術』で会話を学んだおかげなんです。
ぱっと見怪しいタイトルですが、内容はいたってまじめで、どんな女性に対しても使える会話術ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
恋愛はお互いを尊重できると、良い関係を築きやすいと思います。
ぜひ一度、恋愛やデートの場面でピークエンドの法則を試してみてください。
素敵な一日が送れますように!